ゆとりなりにやってみることにした

ゆとりの挑戦と振り返り。とりあえずワクワクしたことやってみて、失敗したら考えようと思う。

大会当日-トライアスロンやってみました

 

いよいよ本番です。大会は朝8時スタートで、7時までに受付を済ませる必要があったので、前日は会場そばのビジネスホテルに宿泊しました。身支度を整え、コンビニのホットコーヒーで一服し、会場到着しました。初めての大会で、会場着後に何をすればよいのかもわからず、とりあえず受付を済ませ、着替えて、周りの人の見様見真似でスタート地点に向かいました。理想的には早めに受付を済ませ、コースの下見をするそうです。コーヒー飲んで、のんびりしてたら下見の時間は無くなってしまいました。(←安定のゆとりクオリティー)。

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レース開始はスイムから。プールで泳ぐのとは全然違いますね。何百人という人の塊が、一斉に泳ぐので、それはもう地獄絵図です。体がぶつかるなんて当たり前で、顔に手や足がぶつかり、ゴーグルが外れそうになったり、足を引っ張られたりです。水中では前が見えないので、どこに向かって進んでいるのかわからず、蛇行してしまいます。ちょうどプールで目をつぶって泳ぐ感じです。息継ぎのタイミングで前方を確認するそうなんですが、2週間前になんとか1.5km泳げるようになった人間がそんな高等テクは持ち合わせていません。

500mくらい泳いだところで、泳ぎ切れるのか不安になってきました。そこで、考えることを辞め、何も考えずに泳ぐことにしました。ゆとりモードに突入。のんびりと太陽に照らされて、死にそうになりながら泳ぐ自分。滑稽でちょっと笑えてきました。そうこうしているうちに1.5kmを泳ぎ切りました。後で確認したところ、スイムのタイムはほぼ最下位でした。

スイムを終えた時点で、体力の9割を使い切り、次のバイクに進みます。

バイクは最高に気持ちよかったです。信号のない道を40km滑走するのは本当に最高でした。苦しさは無く、爽快な時間でした。信号だらけの通勤15kmに比べ、自然に囲まれた40kmはるかに楽でした。自転車のタイムは参加者の中間くらいでした。なによりも体力がほぼ回復した状態で、ランに繋げることができました。実際、体は疲れているのでしょうが、気分が最高で、疲れを感じない状態でした。

最後のラン10km。

すでに体力は回復していたので、いつも通りの走りができました。むしろ、仕事の帰宅後に走る10kmよりも、体力的(精神的)には余裕がありました。ランのタイムは参加者の中間よりも速いタイムでゴールできました。結果的には、スイムの遅れをランで巻き返し、200人弱の参加者のうち、116位でした。完走を目標にしていたので、順位はどうでも良かったのですが、かなり満足です。スイムで思っていた以上に苦戦したものの、ゆとりの心を思い出し、最終的にはランまで体力を温存し、最後に巻き返すという理想的なレース展開に偶然なりました。笑)